東京都の品川駅から京浜急行に乗り2駅、新馬場駅から徒歩5分位のところにある温泉。旧東海道沿いでもある。

昼間に訪れたこともあり暑くてあまり長時間入れなかったので、もう少し涼しい時にまた挑みたい。

綺麗な入口

案内

フロント内観

源泉名は北品川温泉。いわゆる黒湯で温度17.8度、湧出量180L/分。
凄く色の濃い黒褐色の湯が湧いている。その見通しは2cm程しか無い。まるで醤油のようだ。白い湯の華は僅かに浮いていた。

浴槽は3つあり、温泉を使った浴槽は1つ。洗い場から戸で区切られた領域に三角形の浴槽があり、そこに温泉が溜められている。
浴槽中央部の底から褐色の湯が激しく投入されており、湯は常にボコボコいっている。オーバーフローは皆無で、どこかから吸入されていると思われる。加温、循環、塩素消毒を行っており、源泉投入の直接の利用は無さそうだ。

露天風呂っぽいスペースだが普通に屋内になっている。なぜ区切った?
ここだけ換気が悪く暑いため、あまり長く入浴できない。なぜこんな構造になっているんだろう?冬なら快適なんだろうか。黒湯エリア、洗い場と普通の湯エリア、脱衣場の順に涼しくなる。
浴槽は、大きさだけなら5人は詰めれば入浴できそうだが、三角形の浴槽というのはうまく入らないと人同士が干渉しやすく、実際のところ3人以上は難しそうだった。
この大きさの浴槽で180L/分の湧出量ならば掛け流しの運用もできそうではある。普通の湯の熱湯湯を源泉水風呂に転用してほしい。

湯の匂いは特に無し。僅かに石っぽい匂いがあった気がしたが、温泉由来のものか判断できず。

肌触りはかなりのぬるぬる。先日入浴したヌーランドもかなりぬるぬるしていたが、さらにはっきりとしている。もはやとろとろに近い。入浴後に残った水滴だけでも感触があった。メタケイ酸は45.8mg/kg。この付近としては順当な量か。

男湯入口

分析表