土曜日
山田温泉の地元組合員と宿泊者専用の共同浴場。いわゆるジモ専。今回はジモ専目当てで山田温泉に泊まったのであった。
浴場は、共同浴場施設の玄関ドアに鍵がかかっている、よくあるシステム。宿泊者は宿で申告すると開けるための鍵を預かることができる。無料である。
施設は浴室中心に浴槽があり、一方の壁に脱衣所の棚が付いているだけの素朴な構造。椅子もカランも無い、浴場としては最もシンプルな形態。といつつちゃんと男湯と女湯は別れていた。
湯口からはかなり熱い源泉が注がれている。浴槽の湯ははじめの状態で50度近い温度になっていたため已む無く加水した。冷水の出る蛇口は2つもついている。
湯は新鮮さが感じられるすっきりとした湯である。
無味、少しの硫化水素臭。無色透明。少しの白い湯の華が舞っている。少しだけ沈殿がある。