曇り 日帰り 1回目

八幡平は岩手県北西部、岩手山の麓に広がる地域。
この地域は多数の地獄地形があるなど無数の源泉が湧き、いわば温泉天国であり、八幡平温泉郷と呼ばれることもある。八幡平南温泉は八幡平温泉郷の中で東側に位置する一軒宿である。南と言うが、どう見ても東側である。スキー場があり観光地である安比高原から見たなら南側は理解できる。

旭日之湯正面

旭日之湯フロント

メモを紛失してしまったので、以下は2ヶ月越しの記憶を頼りに書いていく。

浴場は男女別。女湯がどうなっていたか分からないが、男湯はかなり特徴的な形状だった。男湯の暖簾をくぐると、左右に脱衣場。それぞれに独立した内湯浴室が隣接しており、4人ほどが足を伸ばして入浴可能な大きさの浴槽がある。それら浴室奥には窓があり、その先には1つの露天風呂があって、2つの内湯から合流できる。どちらかといえば男湯、女湯、混浴露天風呂の方がしっくりくる構造。ちょっと狭いが。

湯の色は茶色い濁りのある透明。
味覚、嗅覚は忘れた。鮮度感が良かったような…。

温度が温めで入浴中寝てしまった。
長時間入浴し放しでもあまり体力を奪われなかった。

源泉名は八幡平南温泉 (湧宝の湯)。分析年月日は1991.1.10。湧出量300L/分、pH7.5、泉温45.0℃、溶存物質量記載無し、成分総計記載無し、泉質はナトリウム-炭酸水素・塩化物・硫酸塩泉 (低張性弱アルカリ性高温泉)。

陰イオンは
ナトリウムイオン (Na) 310.0mg/kg 13.48mval 83.67mval%、
カルシウムイオン (Ca) 25.9mg/kg 1.29mval 8.01mval%、
マグネシウムイオン (Mg) 13.8mg/kg 1.14mval 7.08mval%、
カリウムイオン (K) 7.1mg/kg 0.18mval 1.12mval%、
以下略、
計357.3mg/kg 6.11mval。

陽イオンは
炭酸水素イオン (HCO3) 400.5mg/kg 6.56mval 40.67mval%、
塩素イオン (Cl) 220.6mg/kg 6.22mval 38.56mval%、
硫酸イオン (SO4) 157.6mg/kg 3.28mval 20.33mval%、
炭酸イオン (CO3) 1.1mg/kg 0.04mval 0.25mval%、
以下略、
計780.1mg/kg 16.13mval。

その他記載無し。

旭日之湯温泉分析書