2019/9/23 かまぶろ温泉
日帰り 曇り 1回目
川崎の温泉銭湯。
かまぶろ温泉の名を持つ施設は全国にいくつかあるようで、ざっと調べたところ、
京都府京都市の八瀬かまぶろ温泉ふるさと、新潟県長岡市の長岡かまぶろ温泉旅館、埼玉県上尾市の三京かまぶろ温泉、香川県琴平町の琴平かまぶろ温泉が見つかった。
うち八瀬かまぶろ温泉、長岡かまぶろ温泉には本当に釜風呂があり、内部を蒸してサウナにするらしい。
八瀬かまぶろ温泉の釜風呂は現存最古と謳っているようだ。釜風呂に使うのは塩水であり、残念ながら温泉ではない。他に岩風呂の浴槽もあるものの温泉ではなく「山の水」を沸かしたもの、とのこと。
長岡かまぶろ温泉は東日本唯一の釜風呂と謳っている。八瀬の流れを汲むらしい。ここも釜風呂で温泉は使っていないが、同施設内の浴槽は温泉とのこと。加温あり、加水あり、循環あり、消毒ありの単純温泉らしい。
三京かまぶろ温泉は釜風呂はあるようだが、温泉を使っているかは不明。琴平かまぶろ温泉は、釜風呂が無いばかりでなく温泉ですらないようだ。
ここ川崎のかまぶろ温泉には釜風呂は無いが、温泉を使っている。上記には無いパターンだ。要するに普通の温泉銭湯である。
施設外の壁に書かれた「ふろや」、「かまぶろ」の文字が実に良い味を出している。
浴室は半2階建ての構造になっており、温泉浴槽は1階の1番奥手左側にある。その横に銀杏の葉のような形をした浴槽である。8人位は入浴できそうな広さ。半分は壁面からのジェットバスになっていて4レーンもある。
浴槽の横にはさらに奥に通じる階段があって、上った先にはサウナと水風呂がある。サウナは入っていないが、見た感じ普通のもので釜風呂ではなさそうだった。
湯は薄く黄色がかって見えた。確か透明だったはず。古代海水系の源泉だが、そこまで強い浴感は無く、ある意味では入浴しやすかった。
匂いをかぐと僅かな鉱物油臭がして、これはとても良かった。
入浴中、浴槽横に設置された水槽を眺めると魚が泳いでいる。彼らを見ながら入浴し、のぼせそうになったところで水風呂へ行き、また湯に戻って水槽をする、というループで入浴するとトランス感があり良かった。
源泉名はかまぶろ温泉、台帳番号 川崎第13号。分析年月日は2013.5.8、泉温は17.3℃、pH7.8、蒸発残留物7150mg/kg、成分総計7681mg/kg。泉質はナトリウム-塩化物泉 (低張性弱アルカリ性冷鉱泉) 。
かまぶろ温泉
http://kamaburoyu.com/
「日本古式のサウナである『かまぶろ』です。かまぶろの中は50度くらいに保ち、一度に4、5人が横になれる広さがあります。男女別にかまぶろと山の水を沸かした岩風呂がありますので、かまぶろで15分ほど横になり汗をかいた後は、岩風呂で汗を流していただけます。お客さまからはリウマチや腰痛に効くと好評です」
観光経済新聞 【いらっしゃいませ!】八瀬かまぶろ温泉 ふるさと(京都府)東 千香子さん
https://www.kankokeizai.com/【いらっしゃいませ!】八瀬かまぶろ温泉-ふるさ/
長岡かまぶろ温泉旅館
http://www.kamaburo.com/onsen/kamaburo/
新潟県内日帰り温泉おすすめ情報 長岡かまぶろ温泉
http://www2b.biglobe.ne.jp/kondo/onsen/chuetsu/c2/c2-5.htm