2019/2/12 湯の川温泉 漁火館

火曜日 曇

湯の川温泉から東側に外れた海沿いにある旅館の温泉。函館空港の裏にある。空港からも市内からもあまり近くない。
海岸沿いにあるため、昼は津軽海峡の水平線と、夜はイカ釣り漁船の光が見えるらしい。
木造の階段を上って入るお洒落な建物である。階段の下に温泉が流れており、気分が盛り上がる。

今回は平日の昼間に行っただけあり客の気配は無く、貸切、かつ一番風呂だった。
脱衣場には夕食メニューアラカルトが掲示されていた。

湯の川温泉では無色透明な湯が多いが、漁火館の湯は濁り湯で珍しい。
少し黄色がかった湯である。蒸発残留物計7.4g/kgで少し塩分濃度が高い。

浴槽の底が薄っすら見えるくらいの濁りがある。
鹹味無臭黄色透明。
源泉温度は48度で、浴槽は44度くらいだろうか。体をならさないと結構熱い。身体に馴染む泉質のようで、慣れてしまえば気持ち良く入れる。

湯口周りには大きめの析出物のオブジェが出来上っている。

露天風呂がある。岩風呂である。

内湯と同じ様に析出物あり。

風景。

源泉名 漁火館 一号井。湧出量180L/分。成分統計8.042g/kg。ナトリウム-塩化物泉だが、陽イオンはマグネシウム、カルシウムが、陰イオンは炭酸水素塩も惜しく、なかなか盛り沢山な湯である。

宿に向かう途中、二号井もあった。この湯はどこで使っているんだろうか?

源泉: 湯元漁火1号井
泉質: ナトリウム-塩化物泉 (低張性・中性・高温泉)
旧泉質名: 食塩泉 / 弱食塩泉